電気設備の耐用年数

キュービクルの部品の寿命

東京、神奈川、埼玉、千葉を中心に一都六県で電気設備工事を行う「株式会社アフジェット」がキュービクル(高圧受電設備)の部品ごとの交換目安をお伝えします。交換時期を超えて使用することは故障やトラブルの原因にもなりえます。適切な時期に交換しましょう。

名称 概要・用途 更新目安
高圧ケーブル 送電、配電、配線を行う 20年
柱上高圧気中開閉器(PAS) 負荷電流など通常発生する電流を遮断する 15年
断路器(DS) 点検や整備の際、停電させる 25年
計器用変圧器(VT) 高圧の電気を電圧計に表示させる 25年
遮断器(CB) 異常があった際、電気を遮断する 20年
計器用変流器(CT) 高圧回路に流れている電流を変流する 25年
高圧交流負荷開閉器(LBS) 変圧器や進相コンデンサの電源側に取り付ける 20年
高圧カットアウトスィッチ(PCS) 配電路の開閉動作や過負荷保護に使う 25年
直列リアクトル(SR) コンデンサ突入電流や高調波入の抑制に使用する 25年
変圧器(T) 電気を低圧にする 25年
進相コンデンサ(SC) 設備全体の力率を改善する 25年
低圧開閉器 低圧回路での過負荷や短絡の際、遮断する 20年

キュービクルを安全に使用するためには定期的な点検・交換が不可欠です。屋内ならば1~2年に1回、屋外は半年~1年に1回の点検が望まれます。何年も点検していないキュービクル、20年近く部品を交換していないキュービクルがある場合はお早めにご相談ください。

その他の設備の寿命

蛍光灯型照明器具 照明器具 10-15年
放送設備関連 放送設備仕様器具 15-20年
避雷針 避雷針に関しては、一年くらいごとに接地抵抗を測定し、適性な接地抵抗以下に
保つことが大切です。

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